___ss7lのブログ

欲張らず君とならどこへでも

変なアイドル

#️⃣忍ばないオタク日記第1回目の更新です^^

 

担タレで文を書くのも読むのも苦手なのですが、20歳の誕生日という日は流石に節目として重すぎるので、いつかこの趣味が過去になった時のために今の気持ちを残しておこうと思います。ファンレターという形でお祝いできなくてごめんね^^

それでは、2500overですがみなさんぜひお付き合い下さい

 

 

 まずは20歳のお誕生日本当におめでとうございます。変動の激しい芸能界で、長年アイドルとして前向きに頑張っていてくれるあなたは本当に強い人だと感じるし、そんなところを誇らしく思っています。

 

初めて誌面で見かけたあなたはたしか14歳だったはずなので、もう6年近く経過したことになります。当時のあなたは無口で恥ずかしがり屋で友達が少なくて、強さとはかけ離れた存在だったので、その成長は本当にすごいことだと補足させてください。

 

「私が好きになったアイドルは、全員途中で猫被りをやめて怪獣になってしまう」というジンクスがあるせいか、案の定あなたともう一度出会った時には中身がゴジラに進化していましたね。多少驚きましたが、あなたが色んな人に素を見せてのびのび活動できるようになった証拠だと喜ぶことに決めたのを覚えています。

 

 

 担当の20歳の誕生日を祝ったのはこれが初めてです。高校生アイドルの一過性の輝きや全能感が好きだったので、卒業をターニングポイントにそれらが失われていくのが本当に悲しくて、20歳まで見守るということがどうしてもできなかったからです。

あなたは高校を卒業する時は大学生になったら髪が染めたいだとか何がしたいだとか沢山夢を教えてくれたのに、20歳の抱負なんかは話題にも挙げませんでしたね。確かに大学生なら20歳になったところで生活環境が変わるわけではないし、こんなことでしみじみするのは親やオタクくらいかもしれません。実際何も変わらないので、お酒を飲みすぎて大きなヘマをしたり、煙草で肺を潰したりしないようにだけ気をつけて、いつも通り健康に自分らしく過ごしてください。

 

 話は戻って、私が20歳になったあなたを応援し続けられているのは、あなたがいつでも変でおもしれーアイドルだからです。高校を卒業して現実にぶち当たってだんだん大人になり、折角の全能感が削れてなくなっていくみたいな過程はあなたを見ていてほとんど感じません。不安定な箱にいる現状や、サマステで話していた後続グループに抜かされる怖さみたいなものがあなたを超絶リアリストにしてもおかしくないはずなのに、あなたはいつでも「内村颯太」のままでいてくれて、それだけで私は安心することができます。そういうあなたの中の不変性を心から愛しています。

 

 あなたの特性は時に人の反感を買うものです。それには配慮の足りない言葉選びや、社会規範や常識に喧嘩を売る部分が含まれているからです。でもそんなところも含めて、どうかこのままでいてほしいな〜と思います。もちろんこれ以上炎上して叩かれているところは見たくないし、自分の発言がどのような影響を及ぼすか考えることはあなたの職業ではとても大切なことです。それでも、あなたの一見危うい発言の全てに、悪意が混ざっていないことを私は知っています。あなたが素直な感性を持っていることも、それを口に出すことが出来る環境にいることも本当に尊いことです。あなたが大人に押さえつけられて言論統制されない限り、私が根っから事務所アンチになることはないんだろうなと思わせてくれます^^

要は、起爆剤で居続けるあなたも、そんな怖くて面倒なアイドルに暖かい居場所が用意されていることも奇跡だということです。

 

 そういう意味であなたは特別です。そして、いつでも変なので、長く応援していてもこういう質問ならあなたはこう答えるだろうな…“という予測が出来なかったり、そもそもあなたが何を言いたいのか伝わらなかったり、いつまでも飽きが来ないことを幸せに感じています。日々を過ごす上であなたならどうするかなと思いを馳せて存在を身近に感じることは出来ませんが、普通でないあなたが好きなのだから、生活に寄り添ってもらう必要もありません。そしてその棲み分けがあなたをずっと好きでいるコツなんじゃないかな〜と感じています。

 

変であることの芯の話をしてきましたが、あなたの危なっかしい部分も好きだったりします。ステージ上で体力の配分を考えず思うままに激しく踊ったり、次の瞬間疲れすぎて虚を見つめていたりたまのポエムブログもめちゃくちゃ怖いですが、なんだかんだ楽しんで読んでいます(ただあなたが病んでも織山にはなれないので、憧れて方向性を寄せるのはどうかと思います)。

 

 あなたは以前そのポエムブログで、「自分は0.2しかない人間だと思っていた」という話をしていました。あなたがくれるものを噛み締めることしか出来ないオタクの立場で出来ることなんて何もないのかもしれませんが、私があなたを応援し続けることで、あなたが自分のことを0.3くらいに思えるようになればそれ以上に幸せなことはありません。人に依存するなというのはごもっともなご意見ですが、私の生活はもっぱらあなたがいることで成り立っています。あなたはなんでもない日に人から貰うプレゼントのような存在です。

 

毎日、四季折々、幸せをくれてありがとう。あなたを好きでいることで出会えた友人たちは私にとってかけがえのない存在です。あなたがきっかけで初めて訪れた場所も沢山あります。そうやって、あなたは間接的にも私の人生を豊かにしてくれました。

私にもあなたにもまだ選択肢は無限にあって、将来何をして生きているのかわかりません。なので、死ぬまで一生好きでいるかは断言出来ません。そんな中でもできる限り長くあなたを好きでいたいと思っています。飽き性な私が、初めて生き様をずっと見せていて欲しいと思った存在があなただからです。道を踏み外さない限りあなたが歩いた道がいつか必ず正解になります。

 

改めて、お誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。